数年前から世間で問題となっているオレオレ詐欺
手口はシンプルに思えますし、被害防止キャンペーンが全国的に行われているにもかかわらず、被害は無くなりません。
タイトルにも書きましたとおり、今回は聖書に出てくる「偽りの父 悪魔サタン(サタンは反逆者・中傷者の意味)」と”オレオレ詐欺”の共通点を列挙していきたいと思います。
まずは基本から・・・オレオレ詐欺集団の目的は、「お金を奪うこと」です。
一方、悪魔サタンの目的はお金でも、物でも、誰かの命でもありません。
この世の富はすべて悪魔サタンが既に所有していますから、悪魔サタンにとってお金なんてクズのようなものです。
それに、神に忠実な人を殺しても、神が復活させるなら何の意味もありません。
「この世を支配しているのは誰か」(聖書は実際に何を教えていますか)上のリンクを読めば分かりますが、悪魔サタンが奪いたいものは人間が持っている「神への愛と、神への信仰」です。
では列挙していきます。
1・姿が見えないことオレオレ詐欺師が姿を見せて、「今からあなたをこういう手口で騙します」と前置きを置いてから、面と向かって話しかけてきたら、騙されるような人はいません。
悪魔サタンの場合も、角の生えた何かがフォークを持って、あからさまに”ぼく悪魔ですよ”と人間の目に見えるような形で現れることはありません、絵本の中くらいです。
2・成り済ますオレオレ詐欺の犯人は”親族”や”警察”などを装って騙します。
悪魔サタンも、”死んだ親族”を装うことがあります。
3・”権威”や”友好関係”や”恐れ”を利用するオレオレ詐欺師集団は、偽者の”友達役”や”警察役”や”ヤクザ役”などを使って説得を試みます。
悪魔サタンは本物の警察や友人や脅迫を用いることがあります。
4・立ち止まって考えず、鵜呑みにしてしまう人ほど騙されやすい例えば「息子が大怪我をしてしまったので、すぐに金が必要」というオレオレ詐欺の場合、
”なぜ直ぐに必要なんだろう”と考えたり、本当の息子に電話をかけて確認したり、掛かって来た電話番号を電話帳で調べるなら騙されません。
悪魔サタンも、偏った情報を鵜呑みにさせるように仕向けることがあります。
例えば”進化論”がそうです。
(生命の起源~知っておきたい4つのポイント より)
先入観に囚われず、公平に客観的に情報を調査するなら、真実が分かるでしょう。
神を信じる人は妄信では無く、科学的根拠に基づいて、創造を信じています。
宇宙や生物がどれほど精巧に作られているか解説してくれてるDVDがあります。
5・焦らせて、考えさせる時間を与えない人間は動物と違って本能で行動せず、論理的な思考を元に行動します。
「考えてから行動する」ことで、人生でリスクや被害を極力減らすことができるわけです。
しかし、焦ってしまうと頭がいっぱいになり、思考が阻害されます。
オレオレ詐欺集団は「今すぐ!今じゃないとダメなんだよ!」とか「今払えないなら、何億円も損しますけどいいんですか?」といった手口を使います。
悪魔サタンも「今、人生楽しまなかったらいつ楽しむんだ、神のことなんて考えずに、食べて飲んで異性と遊んで存分に楽しめよ」とTVなどで煽っています。
実際に、今の世の中「神について真剣に考えてる人」はどれだけいるでしょうか?
6・儲かるという話をチラつかせることがある例えば、以下のような手口があります。
偽役所「この手数料を振り込んでくれれば、支給される年金が増えます!」
偽息子「今100万円払ってくれたら、一生涯恩返しするよ!」
悪魔サタンは、
「神なんて信じなくても、金さえあれば幸せになれる」
「ここで嘘をつけば大儲けできるぞ」
「神へ仕える時間を働けばもっと稼げる」
といった手口で「神への信仰」「神への愛」を奪おうとします。
7・詐欺が成功してしまえば、後は音信不通、被害者は持っていたものを”失い”、経験しなくて良い、苦い経験を”得る”ことになる。詐欺師は、詐欺が完了してもすぐに「詐欺」だったと気づかせないことがあります。
息子を装った場合は、何日か「ありがとう!」の電話をしてくるかもしれません。
架空の儲け話を持ちかけた場合は「配当金」を装って、何回かお金が振り込まれるかもしれません。
しばらく経った後「騙された」ことに気づき、警察に通報しますが、もう既に詐欺師は手の届かない遠くへ逃げていることでしょう。逮捕されるのは一部です、逮捕されたとしても失ったお金が戻ってくるとは限りません。
悪魔サタンも、「神への愛や信仰」を奪った後、「飴」を与えるかもしれません。
しかし、悪魔サタンには「愛」なんてありません。
神を裏切ることを選択した人間なんて、悪魔サタンにとっては”代わりの利く手下””使い捨ての雑兵”でしかありません。
悪魔サタンが関心があるのは「神を信じている人」ですから、こんどは”サタンに騙された人”をうまく利用して、また別の「神を信じている人」を騙す作戦を練ることでしょう。
エホバの証人を辞めた人で、引き続き「タバコを吸わず」「過度の飲酒をせず」「薬物乱用せず」「性的に清い」「隣人に愛を持って接する」人がどれだけいるでしょうか。
ほとんどいません、エホバの証人を辞めた人は大抵の場合、
エホバの証人だった頃より生活が退廃します。
例を挙げると、平気で嘘をつくようになったり、不倫・淫行にはまったり、薬物・喫煙・飲酒の奴隷になったり・・・
もちろん、「自分の決定は正しかった」と思う人はその事に気づきません。
以上です。
エホバの証人は、悪魔の手口や目的について、毎年30冊以上もの書籍を読んでいるので、ここに列挙したことは把握していることでしょう。
エホバの証人ではない人にあえて質問するとしたらこうなります。
あなたは幼い頃、神を信じていましたか?
あなたは思春期に、神について考えたことがありますか?
あなたは大人になってから、世の中不公正に気づきましたか?
親になってから、忙しいので神について考える暇なんてないよと理由をつけていませんか
人生の途中で誰かに「神を信じるのは愚かなことだ」と刷り込まれたでしょうか。
けど、見て見ぬふりをして、「厨二病」「うつ病」みたいな考え方は辞めようとか、適当な理由をつけて考えるのをやめたでしょうか。
- 2011/06/16(木) 21:43:00|
- 備忘録
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