カツカレーブームに見る、新聞やマスコミが不正確な情報を流してしまう理由

先日、日本の政治家が3500円のカツカレーを食べたことが話題になりました。
新聞等のマスコミは多くの人が「3500円は贅沢すぎる」「庶民の気持ちを分かっていない」と非難していると報じました。
しかし、この話題は実際のところ、逆に作用しました。
「親近感が持てる」「お金持ちは大いに消費してもらいたい」といった肯定的意見の方が多かったのです。
そのため、カレーを専門に販売する企業の株価が上昇しました。


新聞が不正確な情報をもっともらしく報じる姿を皮肉る人もいるくらい、マスコミ不審が多くの人に広まっています。
参考サイト 虚構新聞がカツカレー騒動に便乗!

新聞は情報を得る上で非常に信頼できる手段のはずですが、時に間違いを犯すことがあります。

2005年の「目ざめよ」誌に「新聞からどのように益を得るか」という記事がありましたので、お読みになられた方もいるでしょう。

この記事は英語、中国語など多くの言語で読むことができます。





不確かな情報源


時には,でっち上げの話が新聞社に流されることもあります。1999年,ある人がいたずらをして,“お墓テーマパーク”に関するいんちき話を作り上げ,人目を引く偽開発業者のホームページと,質問に答える電話番号まで用意しました。その電話では,開発会社のスポークスマンを装ってでたらめな応答をしました。AP通信社がこの作り話を見抜けなかったため,米国の幾つもの日刊紙がその話を掲載しました。「好奇心を誘う話に,見た目の効果を大いに添え,とっぴながらも真実らしく見せること」が,こうしたいかさまを成功させているようです。

善意のジャーナリストも,常に正しい記事が書けるわけではありません。ポーランドのあるジャーナリストはこう説明しています。「記者は一般に大急ぎで仕事をする。新聞各社は競い合っている。どの社も他社に先駆けてのニュース報道を目指す。そのため,われわれの多くは,不本意ながら,調査の行き届かない記事を書くことになる」。

同調を迫る圧力


「報道の自由 2003―メディアの独立に関する世界調査」(英語)は,193か国のうち115か国では報道の自由が少しも,あるいは部分的にしかない,としています。とはいえ,報道の自由があるとされる国においてさえ,巧妙な情報操作の行なわれることがあります。

時々見られることとして,一部のジャーナリストは重要な情報を知る機会から全く締め出され,その一方で,足並みをそろえて要求に応じる記者たちだけが特別なインタビューに招かれ,政治家の外遊への同行を許されたりします。広告の収入が報道内容に影響することもあります。「広告主に何か不利な内容を編集者が掲載するならば,大きな収入源となっている広告を取りやめるとの脅しのかかることがある」と,ポーランドのジャーナリストは述べました。また,日本の一新聞の編集部員は,「偏りのない客観報道というものは実現が困難であることを念頭に置く」ようにとも忠告しています。

こうした実情を知って,どう思われるでしょうか。『ジャーナリズムに専門に携わる人たち自身が,信頼性の高い記事を書く点でそのような難しさを抱えているなら,読者としては,信じられる事柄をどのように見極めたらよいのだろう』とお考えになるかもしれません。

釣り合いの取れた見方が必要

確かに,識別力が必要です。「耳は,言葉を試さないだろうか。上あごが食物を味わうように」と,族長ヨブは問いかけました。(ヨブ 12:11)読む人は,書かれている事柄をよく吟味して,そこに真実の響きがあるかどうかを見定めなければなりません。いわば,試して正しいものを選び出すのが賢いことです。1世紀の,イエス・キリストの弟子の一人は,一群の人々の態度を称賛しました。それは,使徒パウロの話に耳を傾けた後に,そこでパウロの教えた事柄が真実かどうか,教えの源となっているものと照らし合わせたからです。―使徒 17:11。テサロニケ第一 5:21。

同じように,新聞を読む人も,次のような点を自問できるでしょう。筆者はどんな背景の人だろうか。筆者には何か偏りがないだろうか。記事は他の人が確認できる具体的な事実を挙げているだろうか。真実を曲げようとしている人がいないだろうか。加えて,別の情報源を調べて確認すると良いかもしれません。自分の読んだ事柄を他の人と話し合うこともできます。「賢い者たちと共に歩んでいる者は賢くな(る)」と聖書の箴言は述べています。―箴言 13:20。


記事の全文は オンラインライブラリーで読むことができます

2013年7月追記
http://www.asahi.com/international/update/0712/TKY201307110793.html

朝日新聞デジタル:「スギちゃん5億円当選」 独紙が誤報、写真見て勘違い - 国際
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